大家でアグー豚(やんばる島豚)を食す

大家(うふやー)で晩御飯」に書きましたが、大家は島豚と沖縄料理と沖縄そばの店です。ここで出されるやんばる島豚はアグー豚の純粋種ではなく、琉球在来種アグーと、アメリカ黒豚デュロックとイギリスのパークシャーのハーフを交配させたものだそうです。「我那覇(がなは)畜産」では、JAおきなわが「あぐー」を商標登録しているため、アグーと洋種の豚を交配した豚を「やんばる島豚」の名前で 出荷しています。ちなみに、ひらがなで「あぐー」と書かれる豚肉も交配種で、原種のアグーのことではないそうです。

島豚(アグー)とは戦前、家庭で普通に飼われていた沖縄の在来豚の名前です。色が黒く、顔が長く耳がたれていま す。戦争で激減し、戦後、大型でよく増える西洋種にとって代わられてしまいました。関係者らが県内にアグーの血を継ぐ8頭を確認、その8頭を集め、戻り交 配により純血に近いアグーをつくり、現在増やしつつあります。

アグーは普通の豚に比べ、コレステロール値4分の1、うまみ成分2倍と、一般の豚に比べ高品質で、豚独特のクセやにおいがなく、脂身の多いのが特長で、その脂身がとろけるようなおいしさの秘密といわれています。

一般的に食べられている島豚は、アグーと、イギリス原産のヨークシャーとランドレースのハーフを交配させたものだそうです。原種のアグーは希少の上に、成長が遅く、子どもをあまり生まずに生産性が低いため、西洋種と交配してアグーの味を持ち、成長の良い豚の品種を作り出したもののようです。

アグー豚に関する豆知識はそれくらいにして、大家で頂いたのは、やんばる島豚のしゃぶしゃぶ。先に書いてしまえば、肉もうまうま、そしてごまだれが絶品でした。

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大家のメニューにはセットメニューが多く書かれていますが、突き出しや副菜的なものは、そんなに多く頼んでも、特に子どもたちには受けません。大家での一番お得なしゃぶしゃぶの注文方法は、セットメニューを一つ頼んで、豚肉やご飯を単品で追加注文することです。