沖縄の世界遺産・中城の城跡

沖縄に石垣を伴う中世の城があることは、世界遺産登録が行われるまで、恥ずかしながら知りませんでした。沖縄にも複数の王朝が覇権を争った時代があったとは、なんとなく平和な南の島のイメージとは違いますね。権力争いがなければ、このような強固な石垣は必要なかったことでしょう。

那覇から中城

中城へは、那覇からレンタカーで向かいました。朝国際通りにあるホテルを出て、首里城を見学。そこから北上して中城へと向かいます。

途中西原というところで昼食。道端の沖縄そばのお店に入りました。ここではじめて食べたのが沖縄そば。ソーキそばと、三枚肉が入ったものです。

初めて食べた沖縄そばの感想は、「これはうどんか、そばか?!」でした。麺は、はっきり言ってしまえば特別に腰が強いとかの特徴はなく、どうと言うことはありません。でもスープはあっさり、そして豚肉とのコンビネーションはばっちり。子ども達も含めて大いに気に入りました。これ以降、長男はほぼ毎日のようにソーキソバを食べ続けました。

中城

中城は、小高い山の上にありました。車で坂道を上がりきったあたり、駐車場があり、そこに中城を示す石碑が建てられていました。中城城は、尚泰久王(しょうたいきゅう)時代(1454年~1460年)に築かれた城とされていますが、実際のところは不明なようです。詳しい情報はこちらにあります。

中城は尾根に沿って細長い形で、正門?は駐車場とは反対側にあります。そちらへは、城の城壁よりも一段下に作られた舗装道路を通って回り込んでいきます。

城の入り口の前は広々とした草地になっています。よく見ると、向こう側に海が見えているのがわかると思います。中城湾のはずですが、この日はあいにく小雨がぱらつく天候で、南国らしい海の色を見ることはできませんでした。

岸壁の下にガマ(洞穴)が見えます。発掘によると、ここはかつて鍛冶屋の作業場だったとか。武器などを作っていたのでしょうか。

上に突き出しているのが城壁の一角です。きれいな石組みですが、石はサンゴからできた石灰岩のようです。

城内に入るところ。両側に石垣が積まれているあたりは、本州の城と同じですね。

中城は、城壁に区切られたいくつかの郭からなっています。郭の間の城壁にはアーチ式の門があります。本土にはアーチの伝統はありませんから、貴重なものですね。

一番上の一の郭は広々としています。本土の城で言えば、さしずめ本丸、でしょうか。沖縄の城には天守閣はなかったようですから、本丸御殿、でしょうか。

江戸時代にペリー提督が立ち寄ったときには、このアーチをはじめとする石造技術の高さに驚いたそうです。確かにきれいですね。

裏門を出たところから、中城を見上げるとこんな感じ。ちょっと見ると、ペルーのマチュピチュ遺跡にも似た雰囲気です。

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