勝連城

沖縄の世界遺産の一部になっている城跡の一つが勝連城。今帰仁城跡などと比べると規模は劣りますが、海辺に立つきれいな城跡です。

駐車場及び小さな博物館と道を挟んだ向かい側が勝連城の入り口。

勝連城入り口

勝連城にはさほどの見ものはありませんが、海の見える風景は美しいです。

勝連城と海

沖縄 首里城の守礼門

2千円札の図柄に使われたことでも有名な守礼門は首里城の正門でした。

扁額(門の上部に掲げられている額)に「守禮之邦(守礼之邦)」と掲げられているので、守礼門と呼ばれるようになりました。尚清王(在位1527~1555)に創建されたと伝えられています。

中国からの使者、冊封使(さっぽうし)が来る時に「守禮之邦」の額を掲げ、琉球が礼節を重んずる国であることを示したそうです。それ以外の時には「首里」という額が掲げられていたとか。

かつての守礼門は沖縄戦で焼け落ち、現在の守礼門は1958年に再建されたものです。

守礼門

この付近では、琉球の民族衣装を着て記念写真を撮ってもらえるサービスが利用できます。

また、夜にはライトアップされていることもあるそうですから、首里を夜に訪れる場合にはぜひどうぞ。

首里城跡・首里城周辺

首里は琉球王国の都です。琉球が三つに分かれていた三山時代にこの地に中山国の城が築かれ、琉球統一の1429年に首都となりました。1879年の廃藩置県によって那覇に県庁が置かれるまで、首里が琉球の政治・文化の中心地であったそうです。

首里城

首里城は言わずと知れた琉球王朝時代の王宮です。那覇市の首里にありますが、首里一体が琉球王朝時代は琉球政府の中心地であり、また城下町でもあったようです。

首里城は第二次世界大戦中に、日本軍の指令地下壕が作られていたため、米軍の攻撃対象となり、ほぼ完全に破壊されてしまいました。戦災で消失する以前の首里城は、1700年代に建てられたものだったそうで、今でもその遺構の一部が保存されています。

現在の首里城は、1992年に本土復帰20周年を記念して再建されたものです。この時、首里城一体は国営沖縄記念公園首里城公園となっています。

首里城跡(しゅりじょうせき)は2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、世界遺産に登録されています。

歓会門

首里城は城壁に囲まれ、いくつかの門があります。現在首里城を見学する入り口となっているのがこの歓会門です。尚真王時代のもので、かつては男性専用の門だったとか。

昔はこの門も朱塗りになっていたのでしょうか。現在では寂れた風情あるたたずまいを見せています。

龍樋

歓会門から次の瑞泉門に至る坂の右側に龍樋と呼ばれる水場があります。首里城の周辺には緑が多く、地中に貯えられた水が湧き出しているそうです。城内に暮らす人の水場として使われていました。

瑞泉門

瑞泉門は近くにある龍樋にちなんで付けられた名称で、おめでたい泉という意味だとか。階段を登ったところにあるので「いよいよ首里城内に入るぞ!」という気分になります。

首里森御嶽(すいむいうたき)

首里城の中枢に入る奉神門の手前にある拝所。小さな木立が残されていますが、どうやら礼拝の対象となっていたのは、さらにその向こう側にある森も含めてだったようです。

首里城正殿

おなじみの首里城正殿。日本本土の城と違って宮殿という方がイメージに近いです。沖縄戦で焼け落ちたかつての正殿の遺構を保護するために下を持ち上げ、実際のものよりも高く作られているとか。

正殿の向かって右側にある南殿から入り、書院、本殿、そして左側にある北殿と見学することができます。

南殿に上がってから北殿の方を見ると、このように美しい庭の模様をよく見ることができます。かつてはここに家臣たちが並んだのでしょうね。

御差床(うさすか)

正殿は内部も再現されています。2階に上がるとあるのがいわゆる玉座である御差床。尚真王の肖像画を元に再現されたものだそうです。玉座よりも周辺の極彩色が目を惹きます。

久慶門

北殿の裏側にある城壁と久慶門。本土の城とは違って優美な曲線を描く城壁が印象的です。城壁に作られた楼門のデザインもどこか中国的。首里城の見学を終えた観光客は、この門から城外へと出ます。


首里城周辺の見所

首里城蹟以外にも首里城周辺には歴史的な見所がいくつかあります。

園比屋武御嶽石門

首里城と守礼門の間にある、石造りの拝殿の石門です。石門と周辺一体の森を併せて園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)と呼ぶそうです。世界遺産に指定されています。園比屋武御嶽は琉球王朝の国王が首里城から外へ出て領地を巡行する際に、安全を祈願した場所だそうです。

守礼門

首里城の正門。かつて中国からの使者を迎えた門です。

円覚寺跡と弁財天堂

首里城の北側にある仏教施設です。

玉稜

1501年に造営された琉球王の墓所です。

沖縄の世界遺産 琉球王国のグスク及び関連遺産群

琉球王国のグスク及び関連遺産群」が沖縄の世界遺産の正式名称です。2000年に世界遺産として登録されました。

首里城跡・玉陵・園比屋武御嶽石門・識名園・斎場御嶽・今帰仁城跡・座喜味城跡・勝連城跡・中城城跡の、全部で9箇所の遺産群からなっています。

大きく分けると今帰仁城跡・座喜味城跡・勝連城跡・中城城跡の、三山対立時代の遺跡群と、琉球が統一され、中級王朝が成立した以降の首里城跡・玉陵・園比屋武御嶽石門・識名園・斎場御嶽とになります。

これらの遺産群で、日本と中国の間にあった琉球の非常にユニークな歴史と文化を象徴していると考えられ、その価値が認められて世界遺産に登録されたものです。沖縄の世界遺産に関する本はこちらに紹介しています。

首里城跡

那覇近郊の首里にある歴代琉球王の居城跡です。
現在ある首里城は復元されたものです。

玉稜

1501年に造営された琉球王の墓所です。
第二次大戦中にアメリカ軍の攻撃を受けてかなりダメージを受けましたが、その後修繕されたそうです。

園比屋武御嶽石門

首里城と守礼門の間にある、石造りの拝殿の石門です。
琉球王が城から出る時に旅の無事を祈願したとか。

識名園

琉球と中国の庭園技術が融合した回遊式庭園です。(未訪問)

中城城跡

15世紀に築造されたと言われる山城。石組みが見事です。
美しいアーチに特徴があります。

斎場御嶽

今帰仁城跡

沖縄本島北部の大きな城跡。
美しい石垣が魅力的です。

座喜味城跡

勝連城跡